逆説な発想がおもしろい「ざんねんないきもの事典」

こんにちは。こよなくアンティークの店主でフォトスタイリストのツチヤケイコです。

面白い本はないかなと思ってネット検索していたら
「ざんねんないきもの事典」という本に妙に引き付けられた!!
手帳の出版社だと思っていた高橋書店さんから出されている本で
高橋書店さんのHPのコピーがまたすごかった。

いきものに関するこれまでの本は、
「すごい」という面から見たものが多かったように思います。

人間も「顔良し・頭良し・性格良しの完ペキな人」より、
「じつは運動オンチ」だったり
「じつは家ではちょんまげ頭でジャージ姿のヒモノ生活な人」のような
ちょっと“ざんねん”なところがある人の方が、なぜか親近感がわきませんか?
「マイナス部分にこそ魅力がある。」それはいきものたちだって同じはず。

ちょっとざんねんに感じてしまう……、けれども一生けんめいに生きている、
そんな新たな一面を知れて、いきものたちがより愛おしくなる事典です。

生き物のマイナスな面を魅力ととらえている発想が今まであったようでなかった

切り口で何だかほっとするというか肩の力が抜けて楽しい本です。

私が扱っているアンティークも商品としては新品のものと比べたら残念なところも

一杯あって完璧ではないけど捨てがたい魅力をもっているものたち!!

そんなアンティークの残念さも含めて魅力として発信出来たら素敵だなと思った次第でした。

今年はそんな発想で愛しいアンティーク達について発信出来たらと思ったのでした。

昨日UPした商品をご紹介します。ヴィクトリア時代のイエローガラスのピッチャーとグラスのセットです。

こちらはグラスの縁に2か所にチップがあるのが残念なポイントですが、150年も前のお品が

ここまで無事に残っているところがすごいところです。

それだけでも褒めてあげたいけどこの黄色と白のガラスをミックスしたマーブル模様が素敵すぎ!!

アンティークの物って古色蒼然としていると思いがちだけど、ポップでかっこいいものが沢山あります。

現代より実験的な試みをしたものなどに色々出会います。

ヴィクトリア時代のイエローガラスピッチャー&グラスセット 19C後半

こちらはそのグラス(コップ)縁に少しチップがありますが暗かったのでうまく映っていません。

また再挑戦してSHOPに載せます。

ヴィクトリア時代のイエローガラスピッチャー&グラスセット 19C後半

イギリスの南部のアンティークショップで見つけたイエローのピッチャーとグラスセットです。このピッチャーのセットに出会ったときこの150年も前のヴィクトリア時代にこんなポップなガラスのピッチャーがあったなんてと驚きました。そして素敵なお色と質感にときめきました。
イエローに白が混ざったマーブリングのような模様の吹きガラスのピッチャーです。透明な持手は微かにウランが入ったガラスです。ブラックライトをあてるとグリーンになります。
*グラスは縁にチップがあります。ヴィクトリア時代からセットで残ってきたものですのでセットにいたします。ピッチャーのみの価格です。
サイズ:ピッチャーH13×口径6cm。グラスH10×口径5.5cm。

明日はもう金曜日この分でいくと2月もあっという間に終わりそうです。
その前に確定申告を終わらせなければ!!
皆さま良い週末をお過ごしください。

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