朝ドラ”べっぴんさん”で刺繍熱が再燃

こんにちは。こよなくアンティークのツチヤケイコです。

10月から始まったNHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロインすみれが

病気のお母さんにプレゼントするために一生懸命に刺繍をするシーンがありました。

こよなくアンティークでも店主の私自身が刺繍が大好きなのもあって、

始めはイングリッシュガーデンの刺繍の収集から初めて、だんだんヨーロッパ各地の

刺繍を探すようになりました。そして行き着いたのでは刺繍の宝庫ともいうべきハンガリーの刺繍でした。

ハンガリーの刺繍は商品として作られたものでなく、お嫁入りの道具として作られました。

手先が器用なハンガリーの人々は麻を栽培して自宅で紡ぎ機織りをしてそこへ豊かな刺繍を施したのです。

ハンガリー各地にはそれぞれの街や村の名前の付いた刺繍があります。

今回ご紹介するのはマチョ刺繍です。

 
 

アンティークのマチョ刺繍のピロケース 1930-50年代頃 ge-663

ハンガリーで何度か訪れたメゼーケベチェドはブダペストから列車で2時間ぐらいの場所にあります。

メゼーケベチェドはマチョ刺繍の街でフォークロアアのミュージアムがありマチョ刺繍や当時の民家の様子などの展示がありました。

また近所には民芸村のようなエリアもあり、陶器に絵付けをしていたりします。

こちらはフォークロア刺繍の代表のようなマチョ刺繍です。

 

アンティークのマチョ刺繍のピロケース 1930-50年代頃 ge-663

ハンガリーでは沢山の刺繍を民族衣装の娘たちが集まって作り、嫁ぐ日には廿楽にいれて

持っていきます。嫁ぎ先の家の清潔の間というお部屋に飾られます。

こちらはショップにもUPしましたのでご覧ください。

アンティークのマチョ刺繍のピロケース 1930-50年代頃

 

 

 

 
 

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