私が大好きな赤のファブリックがあります。ジャーンこちらです!!!
てんとう虫がお花にのって真っ赤なレーヨンの生地です。結構地厚で夏を除く3シーズン着られるワンピースの生地でした。
そしてこの生地は今*こよなく*で販売中です。元はといえば1940年代のイギリスのヴィンテージのワンピースだったのです。
こんな感じでした。今年2月のある日このドレスを解体することを思いつきました。このドレスは娘のものだったのですが、イギリスに住んでいるので多分もう着るつもりなないんだと思いました。下のスカート部分を切り離すと立派な1940年代のファブリックが4枚取れました。
アンティークやビンテージのファブリックは日本の着物地のように貴重なアイテムなのです。ファブリックは有名なデザイナーがデザインしたものもありますし、その時代の素材や繊維産業の歴史でもあります。その図案と質感、またこの生地が何にどんな場面で使われていたかということを想像するだけでも豊かな気持ちになれます。
それからその生地がまた新たな作品に生かされるとまた新しい命が形を変えて誕生する・・・というわけです。
この1940年代ファブリックをWEbに載せました。
1940年代のイギリスのヴィンテージテントウムシ柄の真っ赤なファブリック
このお品はこちらからご購入いただけます。
*************************************************
今年の2月にロンドンに買い付けに行って娘に1年半ぶりに再会しました。
その時
「お母さん私のワンピース切ったでしょう」と娘
「うん、もう着ないんでしょ」と私。
「私大好きだったのに・・・・」と娘
「そうだったのごめん・・・・・・・・・・」と私
結果として私が娘が大切にしていたヴィンテージのワンピースを切り刻んでこよなくの商品として販売しているという・・・何ともばつの悪いママの構図が浮かび上がってきます。
でも素敵なファブリックだということには変わりはないので赤好きの方この生地で素敵なもの作ってくださいね。