こちらはトワル・ド・ジョイというフレンチファブリックで銅板で版を作りプリントされるインテリアファブリックです。
細い線描きの精巧なプリントに圧倒されます。
フランスではカーテンにしたり、クッション、などインテリアファブリックとして使われます。
私、、、薀蓄を語るのはかなり苦手ですが聞きかじったトワル・ド・ジョイの歴史についてちょっとだけ触れて
みたいと思います。
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パリで版画、印刷業をしていたドイツ出身のオベルカンフは1760年にパリ郊外のジョイ=アン=ジョザスにプリントの工場を開きました。
そこではインドの更紗の技術を使った布がたくさん生産されました。トワル・ド・ジョイという言葉はジョイで作られた布という意味です。
トワル・ド・ジョイは2通りの製造方法があります。
一つは、インド更紗のプリントの技法です。さまざまな木版を使用して多色刷りをする方法。
もう一つは印刷の銅板印刷の方法で単色のトワルドジョイをプリントする方法です。1789年にはイギリスで開発された筒型の銅板を使用する技術が開発されて生産量は飛躍的に伸びたということです。
トワルドジョイのパターンにはロココ調のものやいろいろなパターンがあります。
今こよなくで扱っているものは・・・・
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こちらはそれほど古くないと思いますが鹿や動物たち、エンジェルや狩りをする人々の図柄が素晴らしいですね。
こちらはトワル・ド・ジョイではありませんが更紗模様の木版印刷ではないかと思います。とても古いものです。
今まで色々取扱いましたが今他に在庫がありません。